診療理念

歯科医療を通して、“心の病”を軽くするお手伝いをしたい
診療は個室でされているそうですね。
当医院は全部で4つの個室を設け、診療を行っています。
ひとつの空間で患者さん同士が隣り合う環境では、気付かぬうちに周りの視線や空気を気にしてしまうのではないか…と以前から感じていました。
「よりリラックスして治療を受けて頂きたい」「患者さんとじっくり向き合いたい」と考えた結果、“完全個室制”という形になったのは自然な流れです。
開放感があり明るい雰囲気の待合室ですね。
2008年に医院を移動されたとのことですが?
診療室も日差しが入り明るいですよ。
当医院の待合室は、「いやし」の空間をつくることに努力しました。くつろいだ雰囲気のなか治療を受けて頂けると思います。精神面のサポートを大切にしたいと考えた結果、同じ敷地内ですが場所を移動して新たに医院を建てました。ホスピタリティーを実現するには以前の医院では少し手狭だったものですから。移動と言っても以前の医院と目と鼻の先なので既存の患者さんも安心して通院して頂いております。
完全個室ということですが、患者さんの反応はいかがですか?
空気が影響しあわない、一人ひとりの診療を実現しているからでしょう。
個室は周りを意識せず会話できるようで、お年を召された方や中年の男性など、心を閉ざしやすい方もリラックスしてご来院くださっています。
また、以前患者さんのなかで不登校のお子さんがいらっしゃったのですが、週1回ほど治療とカウンセリングを受けるため外出していたところ、それがキッカケとなり不登校が治ったそうです。
当院が通いやすい雰囲気だったこともあると思いますが、「予約しているから行かなくちゃ」という気持ちが後押しし、引きこもりの方や精神的に外界へ出ていきにくくなっている方に有効的だったようです。
カウンセリングは精神科医の方にもご協力頂いているとのことですが?
はい。もちろん私もカウンセリングを行いますが、精神科専門の先生にもボランティアでご協力頂いています。
カウンセリングとはどういった場合にされているのですか?
カウンセリングというのは、大きく分けて2パターンあります。
ライフスタイルに関することと、歯科における直接的な悩み(噛み合わせ、歯並び、歯周病、口臭、自信の無さ・コンプレックス、以前受けた治療からの恐怖心など)です。
10分20分程度の歯科におけるカウンセリングは、もちろん常に行っています。
例えば歯茎が腫れてしまう原因が、患者さんとの世間話から見えてくる場合もあるんですよね。
“その人のライフスタイルから原因を見出し、その人に合った処方やアドバイスを差し上げる”。
医学的にはこれを【ヘルスプロモーション】と言い、当医院では私だけでなくスタッフ全員がいつも心がけ気を配っているところです。
そして、その延長で心理的なカウンセリングも出来ればと考えています。
ライフスタイルにおけるカウンセリングや対話には、
どのくらいの時間をかけられるのですか?
必要ならばじっくり数時間かける場合もあります。
そのために診療スペースをすべて個室にした医院ですので、カウンセリングや対話の時間は患者さんによって変わります。
問い合わせ時点で「歯の治療のほかに、ちょっとお話も聞いて頂きたいのですが」と自分からお願いしてもよろしいのでしょうか?
もちろんです。
ご予約の際に、「心のほうのカウンセリングもして頂きたいです」とお申し出てくださって大丈夫です。
診察時にご対応できるよう、準備をしてお待ちしております。
“高齢歯科”にも力を入れられているとの事ですが。
車椅子の方や体の不調でお困りの方に向け、当院はバリアフリー造りとなっています。
診療スペースも個室なので、ゆっくりと患者さんのペースに合わせてお話や治療ができます。
また、遠出が難しくご来院できない方には、必要ならば往診も行っています。
当院の患者さんに加え、サンフラワー療護園という障害の重度一級の方々の治療にも20年間携わって参りました。院内の作りだけでなく、治療自体に関しても十分な対応をさせて頂いております。
いろいろな方が通院されているんですね。
患者さんの年齢層も幅広く、1歳くらいから100歳以上の方まで通われています。
今までに1万人を超える患者さんを治療してきました。
いらっしゃった患者さんが術後「とても良かった」と知人に話し、後日その知人と来院されるケースも多いんですよ。
これから特に医院を知ってもらいたいのはどんな方ですか?
悩み多き人ですね。
歯のことで悩んでしまっている部分、心を痛めている部分を引き出し、糸をほぐす手助けが出来ればと思っています。
そして歯に対する恐怖感、自信のなさ、不安感などを取り除くケアもプラスしていきたいですね。
それは全ての患者さんに対して常に思っていることで、ずっと心がけてきているテーマのひとつです。
メンタル的な部分だけではなく、口に関する悩みが多い人もという事でしょうか?
ひと言で“お口の悩み”と言っても、歯自体の悩みからかみ合わせや口臭など様々です。
「何故歯茎が腫れたのか」「何故口臭がするのか」といった、口腔内の知識も詳しくお伝えしています。
また、実際に体の変調として出ている悩みに口腔内の部分が直接影響を及ぼしているケースもありますので、そういった場合のご説明も詳しくさせて頂いています。
患者さんに対する心のケアなどもすべて“治療”ということになるのでしょうか?
そうですね。
会話や精神面のサポート、お口に関する知識のご説明…。様々な面から患者さんと関わり、信頼関係を築いていくことも大切な“治療”だと考えています。
例えば、より良く治療内容を理解して頂けるよう、来院された方全員にその日の施術内容やアドバイスを記載した【ドクターメッセージカード】を差し上げております。
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治療をサポートする医療設備なども充実されているそうですね。
【ビジュアルマックス】というシステムを導入しています。
日本歯科大学と同時期に入れたシステムで、口腔内のビジュアルを接写して機械に取り込み、表示した画像にタッチペンでチェックや文字を書き込む操作ができる機器です。
ひとつの画面内で、症例と患者さんの画像を比較などしながら、従来よりも短い時間で患者さん個人に合った治療やアドバイスを分かりやすくお伝えすることができます。
撮影した画像は【ドクターメッセージカード】にも掲載し差し上げています。
もちろん、【PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)】や【ホワイトニング】、【インプラント】も行っています。
衛生面に対して、どのような点に力をいれていますか?
当院では、「DACプロフェッショナル.クラスBオートクレーブ」と呼ばれる滅菌機器と「ニトラデム」と呼ばれる滅菌水器を使用しております。
これらの機器を導入したのは、当院が《栃木市初》です。これらを用いて治療器具を滅菌することで、患者さんへの細菌感染の危険性を大幅に低減させるサポートを致します。
DACプロフェッショナル クラスBオートクレーブ/ニトラデム/滅菌機器・水器を使用後の治療器具
定期的にスタッフミーティングをされているそうですが。
院内では朝と昼ほぼ毎日勉強会を開き、スタッフみんなでミーティングを行っています。
患者さんからヒアリングした内容や「患者さんにより良いかたちで立ち入りヒアリングするにはどうしたらいいか」など、 出来る限り情報を交換し合い、みんなで常に模索しています。
顧客管理を通じて口の中に入っていき、そして色んなことに繋がっていく…。
“歯の治療は歯だけではない。全身、心、の管理にわたる”ということを当医院はご提案しています。
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